Fragment in daily life

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2006年 12月 01日 ( 1 )

無垢

恭一の静かな寝顔を見ていると、胸が痛むような気分になる。
この頃の私は、恭一に対する要求(これぐらい自分でできるでしょう、どうして言うことがきけないの、わがままばっかり言わないで)のレベルが高くなっている。そして、恭一に対して、すぐに感情的になりすぎ。
私が怒ったり泣いたりすると、恭一はすっごく焦って、「ゴメンネ。ママ。ゴメンネ。ゴメンナサイ。」と謝るのです。

恭一とは二人きりでいる時間がすごく長いから、恭一の笑いのツボや、笑顔の意味は、私が一番よく分かる。恭一が一番良い笑顔をするのは、周りにいる人間が穏やかに笑っているとき。なにより、私が穏やかに笑っているとき。私に誉めてもらったとき。私に抱っこしてもらってるとき。

私は、世の中に溢れる「いじめ」や「虐待」のニュースに痛む心くらいは持ち合わせているけれど、それらについて道徳的な意見を述べたり、「国」とか「世界」とかいう尺度でモノを考えるのが苦手。学生時代は「クラス」という単位でさえ、私には大きすぎてめまいがしてしまったような人間ですから。狭小な人間なのです。
自分と自分の周囲の人間のことを考えるので、正直、精一杯。
それなのに、たったひとりの我が子にさえ、寛大な心を持てないのか、と思うとほんとに落ち込む。
私を慕う恭一の無垢さに戸惑いさえおぼえてしまう。
私は人から、こんなに慕われ頼られたことは今まで一度もなかったから。
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by wg2mizu | 2006-12-01 15:10