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Fragment in daily life

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小骨の教え。

昨晩は夕食にアジの干物を焼きました。
いつもどおり慌しく、バタバタと、食べていましたところ、骨が喉に刺さってしまいました。
白米の丸飲みとかしても一向に取れません。
のたうちまわるような痛みではないにせよ、咽頭部の筋肉が少し動くだけでチクチクとし、あたりどころによってはゲホゲホと咳が止まりません。
こりゃーこのままでは眠れないわ、ということで、チビ二人も道連れにして、夜の病院へ駆け込みました。病院は込んでいて二時間待ちです。その間も、チクチク突き刺さる痛みにイライラと耐えていました。
ようやく、私の名前が呼ばれ、お医者さんがものの三分ほどで、長いピンセットのような器具を使って、抜いてくれました。
「取れましたよ、これ。扁桃腺の下辺りに引っかかってましたよ。」と見せてくれた小骨は5ミリ足らずの細い細いものでした。
こんなちっこいものが、あたしをこんなに苦しめていたのかい!と拍子抜けするくらい。
普段の私の、全身特にどこも「痛み」がない、という状態は、
かなり、そうとう、ほとんど奇跡的と言っても良いくらい、幸福なことなのだと実感したわけなのでした。

さて、我が家のチビたちはとっても早寝なので、「日が暮れてからの外出」というのはかなりイレギュラーなことです。
「ママ、喉が痛いから、病院行かなくちゃ。夜だけど、きよちゃん、平気?」と恭一に尋ねたところ、
「夜の病院?行く、行く!ママ、痛いの?きよちゃん、お医者さんで応援してあげるから!がんばれがんばれって。」と目を輝かせています。
そして、「夜=暴走族」というヘンテコな認識をしてしまっている恭一はおもちゃ箱へ走り、
「暴走族だってやっつけてあげるから!」と勇んで持ってきたのは、パトカーと自衛隊の装甲車(もちろんトミカ)。
両手に握り締めて車に乗り込んだものの、病院に着くまでにコテンと眠ってしまって、そのままグーグー。診察が済み、家に戻って、布団に移しても起きず、結局朝までグーグー。
かわいいものです。
by wg2mizu | 2008-02-22 20:50